真夜中のヒッチハイク

フィゲイラ・ダ・フォズ(figueira da foz)はコインブラから一番近い海。

一年通して波が荒いのが特長です。

一見穏やかなのですが、夏であっても少し海に入ると足元をすくわれ、危険な目にあいます。

 

ポルトガル人はほとんどいないんですけど、留学に来ている学生達やバックパッカーの人々が

ここの海の恐ろしさを信じず、果敢に海に向かっていくのですが、残念ながら毎年何人もの人たちが波にさらわれ、悲しいニュースを耳にします。

なので海に入ることはおすすめしません。

(サーフィンなどは、指定された時期や場所で注意してやるならば大丈夫かとは思います。)

 

冒頭からちょっと寂しいお知らせですが、これは知っておいていただきたい情報なのでお話しさせていただきました。

 

また、ポルトガルの穏やかな海・私の大好きなビーチは別の機会に紹介させていただきます♪

 

 

 

 

さて今回のフェスはポルトガル最大級、そして近隣の国々からもたくさんの人たちが集まってきていました。

ビーチにできた会場。セキュリティーチェックを受けてから私たちは会場に入りました。

夕方4時前からもう既に大盛り上がり!!とりあえずみんな一杯ずつ生ビールを買って後ろの方で音楽に乗りながら飲んでいました。

 

長く続くビーチが会場なので、もし逸れたらどうする?とか、終電に間に合うためには23時にはこの会場を出ようね。なんてことを、もう一度確認したところで、意を決し私たちは最前列を目指しました!!笑

 

一番後ろから最前列に行くまでの道のりは険しかった。

もう既に酔っ払っている人や、ノリきって周りなんて気にせず暴れまくる人、ナンパしてくる人をかき分け最前列に到着する間に5〜6曲かかりました。

足元も砂なので、結構それだけでも体力が奪われた….笑

 

後ろとは全く別世界の様に、前列の熱気はさらに凄かった。

人の熱と、演出で使っていた炎、”これが本当の夏か”なんてわけのわからないこと考えてたのは覚えています^^;

中学生くらいの子達もいて、人に押され酸欠で倒れる子達も沢山いた。

もはや最前列は一種の場所取り戦争。

曲に乗りながら、ジャンプしてどんどん陣地を広めるカロル。さすがだった。笑

”私は押しつぶされるのが嫌だから、後ろにいたい”と言っていたのに、いざ来たら周りの誰よりも自分のスペースを上手に確保していた。笑

 

会場内は基本的にプラスチックのコップでしか飲み物が提供されていなかったので、喉が乾いたら(というよりも、脱水症状になるまえに)会場の一番後ろまで戻りビールやカクテルを飲み、また最前列を目指すといったように、何往復もしました。

 

気づけば辺りは既に真っ暗になっていて、そういえば今何時なの!?と聞いた時には、時既に遅かった。

24時過ぎ。もう終電は終わっていた。

もちろん事前にホテルも確認していたけど、このフェスの期間は一泊の料金が通常の何倍もして、さらにどこももう満室だった。

 

もうここまできたら、最後までいればいいんじゃない?と誰かが言い出し、結局朝方3時の最後の曲までいました。

 

最後の曲が終わると一斉に、今までの熱が無かったかの様にそこにいた人たちは、さーっといなくなってしまった。

実は私たちも仲間内で3グループくらいに逸れてしまったんです。

 

やばい。どうやって帰ろう。

 

その時、私を含めた3人で、もうとりあえず自分たちのことを考えることにしました。

そのうちの一人が次の日の朝に授業があるから何としてでも帰りたいと言ったので、もうそれは必死だった。

とりあえず近くの駐車場に向かい、コインブラ方面に帰る人がいないか聞きに走った。

 

何台もの車にフラれ、でもめげずに車道でヒッチハイクし続けると、たまたまコインブラに帰る2人の学生がいて、その子達の車に三人乗せてくれるという

なんとも女神の様な人たちに出会えたんです。。。

もうその瞬間の喜びは凄かった。

 

失礼ながら、私は車内で眠ってしまった。

あとから聞いた話では、その人たちは私のことを知っていた(見たことがあった)らしくて、

というのもその学生の一人の妹と私が友達だと知っていた様で話を聞いてみようと車を停めたんだそうです。

いつ何があるか分からないから、沢山友達をもっておくべきだなぁと感謝しながら思いました^^;

 

これが私の人生初ヒッチハイクでした♪