1日2€のドイツ人

前回の記事の続きの前に、一人ドイツ人の友人の話を少ししたいと思います。

 

日本にいた時は、日本人とドイツ人って結構共通点があるとか、似ている点があるとか耳にする機会が多かった (信じてはいなかった)のですが、

実際ドイツ人の友達が増えていく度に今まで耳にしてきたことは、事実とは全然違っているんだと感じるようになりました。

 

ドイツ全体について何か言及したいとかは一切ないですが、凄く不思議な方が多い気がする。(あちらも私を見て同じように思うんだと思いますが^^)

私が出会った人がたまたまちょっと変わった人だったんだ、と思って聞いてくだされば嬉しいです。

 

コインブラで出会った初めてのドイツ人の男の子、名前はトリスタン。彼は初めて会話したときから面白かった。

 

自分はドイツの中でも小さい村で育ち、ここコインブラまで両親と三人で1週間かけ車でやってきたから、もうへとへとだよ。もちろんホテルやドミトリーに泊まるのはもったいないから車中泊だったよ。とのこと。

しかもキャンピングカーとかではなく普通の4人乗り自家用車

2m近くある人たち三人がぎゅうぎゅうで1週間もそこで寝たのかぁ、と想像しただけでも疲れました。笑

 

ヨーロッパの中でも、電力に恵まれ、自国民だけではなく移民も簡単に仕事にありつけ、しかも良いお給料を貰える良い国といわれていますが、

そこに出稼ぎに行っていた人は口を揃えてドイツ人はみな倹約家だったと言っていたのを思い出し、

これが彼らが言っていた、”ドイツでの倹約”…?なの!?と初めびっくりしてしまいました^^;

 

大学の授業が始まり、クラスは違ったけど学食や学部の廊下などで、彼とばったり会うことが多かった。そして一つ気になっていたのは、いつも同じ服を着ていること。

会う度に心なしか体臭も強くなっている気がしたので、私は何気ない会話の中でそのことについても聞いてみることにしました。

 

 

私)“そういえばなんで飛行機で来なかったの?ユーロ圏内なら、早めにチケット買えば往復20€くらいだよね?”

 

ト)”自宅から空港まで行く電車賃を払うのがばかばかしくてさ”

 

私)”でもここまでくるガソリン代だってばかにならないよね?”

 

ト)”飛行機をつかったら、荷物代を取られるでしょ?あれこそばかばかしいよ!”

 

確かに格安航空券だと、預け荷物は別途料金がかかることがあるので、結構荷物持ってきたんだなぁと思ったんです。

それと 、このサマーコースが終わったらまたすぐに三人で自宅まで車で帰らなくてはいけないと言っていたので、約二ヶ月分の荷物。しかもそのうち往復の2週間は洗濯ができない状況なので、どの位荷物を持ってきたのかから聞くことにしました^^

 

私)”あぁ、じゃあ結構荷物持ってきたんだ?三人分も車に詰めたら、もうぱんぱんだったんじゃないの?”

 

ト)”いや、俺はTシャツ4枚とズボン3枚下着も3枚だけだね。両親も同じだよ。”

 

 

 

( WHAT!!!??? Are u kidding me? )

 

言いたかったけど、まだ仲良しってほどでもなかったし、彼がどんな性格かもわからなかったから、我慢しました。笑

だってツッコミどころがありすぎるでしょ。

そのくらいの荷物だったら、機内に持ち込めるから別途でお金払わずこれるし、しかも一週間車で寝て疲れることなかったじゃん!とか色々考えちゃいました。

 

私)”車を選んだのは途中観光をするためとか?そういえば、ここまで来る間は洋服どうしたの?洗濯とかできないでしょ?”

 

ト)”観光なんてバカ言うなよ。そんな金のかかることはしないよ。一番短い距離を選んできたんだ。もちろんまっすぐここまで来たよ。”

 

といってから、ふふんっと笑い、

 

”洋服は一週間同じものを着るのは当たり前だろ。水と洗剤がもったいない”

 

と誇らしげに笑ったトリスタンが今でも忘れられない。

 

 

私)”え、じゃあまさか今も…?お風呂とかどうしてるの?”

 

ト)”ああ、この服はまだ4日目だから後何日かは着れるね♪ シャワーは一週間に一回にきまってるだろ!!”

 

いったい何を言っているんだ君は?くらいの勢いで話す彼に、圧倒されまくってしまった。。。笑

しかも彼の凄いところはこんなもんではなかったのです...