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お寿司パーティーでの出会い

お昼ご飯を食べ終わった頃、友人シェフのイネスが到着したということで、マリアが私を呼びに来てくれた。

挨拶をし、一通り話をしたところで、さっそく私たちは買い物に出かけた。

 

帰ってから分かったのは、私たちが買いもをしている間にジョージは魚を捌く為の包丁を借りれないか、近くのレストランに聞きにってくれていた。

 

お寿司用のお米が買えるということで、最初は街の中でも大きいスーパー行きました。

お米を選んでいる間、2人は "寿司は魚だからワインは白よね。" "でも私は魚でも赤と合わせるわ。"とか、"一杯目は緑のワインで始めましょう。"なんてやりとりをしていた^^

そして、目に入ってきて気になったもの、知らない食材についてイネスに尋ね、”日本ぽい”お寿司になるように色々なものを試しに買った。

 

そして生鮮市場はもちろん魚だけではなく、肉、野菜、花そして至るエリアにカフェコーナーがあった(さすがはコーヒー大好きな国)。

 

どんな魚が好きだとか、日本人のエビの消費量は世界一だとか(笑)色々な話をしました。

自然に3人で話している様ですが、もちろん私はマリアの言っていることは分からないので、イネスが通訳してくれてました。笑

 

一通り食材を買い揃えたところで、一度カフェタイムをとってから帰宅^^

 

マリアはお友達が来るということで、いつも以上にダイニングとリビングを綺麗に飾り付けしたり、イネスは手伝いながら、お酢加減などみたいということで私を手伝ってくれました。

お吸い物を作り、浅漬けのもとがあったから簡易でお漬物も作ってあとはお客様が来るのを待ちました。

 

こちらではお米からの酢をほとんど見かけることがなく、あっても凄く高い!主流はやはりリンゴ酢でした… 日本のリンゴ酢は酸味が少なくて甘い香りがふわっとしてますが、こちらのリンゴ酢は酸味が凄い!!です!笑

 

しばらくすると、美人な姪っ子さん、お友達がぞくぞくやってきました。

みんなが揃う前は、食前酒を飲んだりマリアが作ってくれたタパスをつまみながら話をし、全員揃ってから、お吸い物を出し、そして手巻き寿司を一つ見本で作ってみせると、楽しそうにみんなも作りだしました。喜んでもらえて良かった^^

 

お友達もみんないい人でポルトガルの面白いこと、美味しいもの、絶対行った方がいいところなども教えてもらいました♪

 

そして姪っ子さんのアントニナは文学部で様々な言語を勉強しているとのこと。日本にもいつか行って、もし気に入ったら日本語も勉強したいと言ってくれた^^

さすがマリアの姪っ子さん!マリアは英語はあんまり勉強するのが好きではなかったらしいのですが、フランス語・スペイン語・イタリア語などは流暢に話します。

 

アントニナは日本の歴史や、日本と他国との関係、経済のことなどの話をよく振ってきました。

ヨーロッパの学生さんって必ずそういうことを話題にするし、自分たちにできることをいつも考えていて偉いなって正直に思いました。

もしかしたらアントニナと同い年の大学生で、同じ様な話題で議論・論争したりする人は少ないかもしれない、と伝えると、ここでは朝まで友達同士で論争したりするのは当たり前だよ。とのこと。

そこにいた、オーストリア人の女性とインド人の男性も私たちの会話に入ってきた。

日本について不思議に思うことは、どの国の人も同じなのかもしれない…? (続く)

 

 

 

 

ずっしりとした甘さ。

翌日の朝は大学近くのボタニコ公園を散歩した後、レプブリカ広場に面している1つのカフェに入って朝食をとった。

この広場はスレイヤ公園にも面していて、またここから広がる大きい並木道もとても素敵です。

 

朝9時過ぎ頃だったので、まだ人通りは少なかった。

とてものんびりとした時間が流れていて、毎日忙しく働いていた日本での生活がもう大分前のことのようにも感じられた。

 

明日は大学で試験がある。もちろん私は何も日本で学んできていないので一番下のクラスだろうから、試験については特に何も考えなかったです。

それよりもどんな人たちが、どんな国から集まってくるのかが気になってました。

 

そして、できれば今まで出会ったことのない国の人と話してみたい、土日の休みを使ってどこかに一緒にいけたらいいななど、そんなことばかり考えていました。笑

 

カフェを出て、まだ歩いたことのない道を歩いてみることに。マリアとの約束は午後2時。まだまだ時間はある。

モンデゴ川の近くまで下り、橋を渡って向こう側に行ってみることにしました。

 

ヨーロッパに来るといつも感じていたのは、同じ空なのに、日本で見るよりも空が広く感じられる。

 

この日も、カラッと晴れていて曇りのない青い空だった。

川を渡りきったところから街を振り返ってみると、昔王宮として使用されていた大学を頂点とし、綺麗なオレンジ色の屋根の家々が土台となってそれを大切に守っている様でした。

至る所で昔のコインブラの街の写真を見ることができ、世界遺産に認定される前からこの街の状態はずっと変わらず、街の人たちによって守られてきていて、各々がこの街を自分の宝物のの様に愛しているという印象を受けました。

 

川で泳ぐ人や、本格的なボートを漕ぐ人たち。

自然を楽しむ人をみながら、ゆっくり歩いて一度家に帰ることにした。

その途中で、アパートの近くにパン屋さんが何軒かあったことを思い出し、一軒覗いてみることに。

 

一歩店内に入ると焼きたてのパンの香りにつつまれた。

入り口付近は食パンやバケットなどのコーナー、少し進むとコロッケやパンにお肉や魚のフライが挟まっているものなどが並んでいる。またその横は甘い系のパンが続き、一番奥のコーナーはケーキやクッキーそして伝統菓子などが並んでいた。

 

コロッケがポルトガルから日本に伝わったものだというのは知っていたのと、バカリャウ(鱈)が有名と聞いていたので、バカリャウのコロッケを試してみることにしました。

あと、周りで何人かがお肉が挟まっているパンを購入していたので、尋ねてみるとそのお肉はレイタオといって子豚の丸焼き。

コインブラでは有名で、一匹丸々の子豚が串に刺さっていて丸焼きになっているのを見ます。

昨日ジョージと話している時に、彼もおすすめしてたので、それを一つ。あとクルミのケーキを買って帰りました。

 

バカリャウコロッケ最高!!この後ハマってしまって、作り方を教えてもらいました。笑

 

レイタオのパンも美味しかった。でも本当はレイタオ(お肉)とサラダ・フライドポテトそして白いご飯と食べるのが本当の楽しみ方だと知って、違う日に専門のレストランに行きました♪

 

そしてポルトガルでの初のケーキはずっしり・しっとりしていて美味しかったです^^

 

 

日本のふわふわというか、ぷわぷわしてるなって思うくらい軽くて甘さ控えめなケーキも大好きなのですが、このくらいパンチのある甘さも私は大歓迎♪♪笑

マリアとジョージ

結局この日ハウスメイト全員、ブラジル人の男の子2人(それぞれ理学部、物理学を専攻とのこと)と、ブラジル人の女の子2人(国際法学部と薬学部)、そしてリトアニアの女の子と話すことができました♪

リトアニアの子はポルトガル語をここコインブラで1年、そして他都市で学んだそうで、この夏から本格的に学部入学、そして修士をとるまで頑張るとのことだった。

 

もう一人、よくアパートメントに出入りをしていた女の子がいました。

最初は、彼女もここの住民なんだと思っていたのですが(私よりもキッチンやダイニング、どこに何が終ってあるとか知っていたので)、向かいの部屋に住むブラジル人の男の子の彼女で、一緒に住んでいるわけではないとのことでした。

ほぼほぼ毎日どんな時でも彼の部屋にいたので、もはや住んでいたといってもいいくらい^^;

そしてこのカップルのお陰で、この後大きな問題が起こります。笑

 

 

みんなに歓迎会をしてもらったあと、1階の大家さん達が休むお部屋(お家はまた別にある)・ダイニングルームに行ってみました。

第一印象から奥さんマリアが本当に好きで、言葉は通じないけど一生懸命話そうとしてくれる姿勢や温かい人柄に凄く惹かれました。

だから何とか話したくて、それに日本から持ってきたお土産をまだ渡してなかったので、それも渡したかった。

 

 

ちょうど夕食を終えジョージとマリアはコーヒーを飲んでいた。だから、"お邪魔してもいい?ちょっとお話ししたいんだけど今大丈夫?"と尋ねると、

二人は ”もちろんだよ!!座って座って!!コーヒーを一緒に飲もう”と言ってくれた。

 

マリアはお話が大好きでよく喋る、そしてそれをジョージが通訳してくれた。

 

私は、お煎餅・日本茶・手ぬぐいetc…を渡すと、彼らは凄く喜んでくれた(ジョージは手ぬぐいを頭に巻いたりして、可愛かった♪)。

 

彼らはまだ"日本人が食べている"お寿司を食べたことがないと言い、あと、お箸をつかって食事をするところを見て学びたいとも言っていた。

ヨーロッパで日本人が経営している、そしてお寿司を握るのも日本人、というお店を探すのは難しい。

日本人が多く住むパリやローマ、マドリッドなら見つけられるのかもしれないが(もちろんヨーロッパ以外でアメリカ・カナダ・オーストラリア・ニュージーランドなど、桁外れに日本人が住んでいる所では結構日本人のお寿司屋さんと巡り会うことができますが…)、多くのところで見られる”SUSHI”は中国人経営のものが多い。

 

お箸を持ってきて良かった!!来る直前に、仲良くなった子達に塗り箸を渡そうと思って沢山買ってきていたのです。

 

そしてお寿司パーティーを提案しました^^ 

家で食べる時は、ちらし寿司や手巻き寿司を作ることが多いんだよという話もして、せっかく海苔も沢山持ってきたから手巻き寿司をすることに♪

 

マリアの姪っ子で現大学生のアンドレアがお寿司が大好きだから、その子も呼びたい、あと私の友達で・・・と、あと何人か誘いたい人がいたようで、結局15人くらいでプチパーティーを翌日することになりました。

 

ただ、新鮮な魚をどこで買ったらいいのか分からなかったので、それを伝えると、明日の午後マリアとお友達でシェフのイネスが車でスーパーと生鮮市場に連れて行ってくれることになりました。

 

 

 

プチ歓迎会

ドアが開くと、すらっとして背が高く、細かいカールの柔らかそうな髪をした女の子が、きょとんとして立っていた。

とりあえず、なにもポルトガル語わからないの。ごめんね。と前置きしてから、昨日の夜中に到着したことと、これから約一ヶ月間お世話になります。っていうことを伝えると、彼女も優しい笑顔を見せてくれた。 

自分はブラジル人で、もうここには2年いるということ、他の隣人たちも今はほとんどがブラジル人で全員英語が話せるから安心してね。と言ってくれた。

 

後々考えると、私の初の隣人たちはとても優秀だったんだと思う。

実際ブラジル人で、"自分は英語が喋れないから…" って後退りするようなリアクションをとる人が多かった。

ここに来る前に一度ブラジルに行ったことがあったが、滞在していた間に英語が通じたことは皆無と言っても過言ではない程だったのを思い出した。

 

そこからは彼女が他の隣人と連絡を取ってくれて、リビングでプチ歓迎会をしてくれた。

(みんなテスト期間なので小一時間くらいなら、ということで集まってくれたみたい)

 

その時は、私を含め6人でワインを飲んだり軽い夕食を食べながら、"ここには何の為に来たの?"から始まり、"日本では何を学んでいるの?"など、とにかく質問攻めにあいました。笑

私も負けじと質問しまくりましたけどね^^;

 

最初私のことを19歳位だと思ってたらしくて、話してるうちに、 "ん?仕事?" "もう大分勉強から離れている!?" "ってか何歳なわけ??" という可愛いリアクションを取ってくれました。笑

 

身長のそんなに高くないアジア系の女の子が、実年齢よりも若く見られることはよくありますが、私は170cmあるので、あんまり”そういった類”のリアクションをとられることはなかったので、ちょっと新鮮でした。顔が丸顔だからかしら…?笑

 

話をしていると、あっと言う間に時間が過ぎてしまった。それぞれの部屋に戻る前に、冷蔵庫内の私のスペースや、それ以外で使っていい場所などを教えてくれた。

みんなが帰ったあとに、ゴミはどこに捨てに行くだとか、ルーティーンで掃除はするのかなどを聞くのを忘れてしまったことに気づく。

一人で住んでいたら、気にすることがなかったことも、こうやって実際昨日まで知らなかった人たちと共有の場を持つことで、新たに考えなければならないことが増える。それが嬉しかった。

 

日本でも大分前から流行っているシェアハウスがあるが、多分それとはまた違う。

国籍が違う、母国語が違う、ある時は共通言語がない人とも上手く生活をしていかなければならない。

この時周りに日本語を話す人はいなかった。

 

さて、これから何ができるのだろうか。また、何をしていくべきなんだろう。そんなことを考えながら、

ところでみんなはどんな物を食べているのだろう、と気になりちょっと冷蔵庫を拝見させてもらった。

 

日本では見られない野菜(しかも巨大!)が大量に詰め込まれていた。他にも見たことのない、どうやって調理するのか分からないものが沢山入っていた。今度彼らが料理をする時にまた聞こう。むしろスーパーに行く時に一緒についていこうと思った。

 

 

隣人はどんな人...?

二日目は朝10時すぎに目が覚めた。

凄く寝心地のいいベットで、ぐっすり寝すぎてしまったくらい。とりあえずはシャワーを浴びてさっぱりしてから、大家さんと再び会うことにした。

 

 

大家さんのジョージは会うなり、

"よく寝たねぇ。もうとっくにみんなは大学に行ってしまったよ。"と大きい笑顔を見せてくれた。

 

彼の名前はジョージ、そして奥さんであるマリアも本当に良い人でいつも笑顔。 

 

凄くお腹が空いているから、近くのおすすめのカフェとかスーパーの位置を教えてくれる?と尋ねると、話しながら朝食を食べるといいよと言って、ポルトガルの朝ごはんをご馳走してくれました。

 

そしてこの街のことや、どこで何を買ったらいいとか、気になっていた隣人のことについても話をしました。

私が到着する何日か前にヨーロッパ組は自国に帰ってしまった(夏休みの間は旅に出るか実家に帰るのが主らしいです。家賃払うのがもったいないとか。笑)

だから今はブラジル人が4人と一人だけリトアニアの女の子が残っているよとのことでした。

 

学部によるのですが、彼らはまだ夏休みではないらしく、学期末試験が控えていて、もしかしたらなかなか会えないかもしれないとジョージが言っていた。

一応のハウスルール(ハウスキーパーがいるが、基本的にキッチンなど使用した後は自分自身で綺麗にすることなど)を聞いてから一度買い物に行くことにしました。

 

スーパーでふと思ったのは、まだ隣人と会っていないから、彼らがどうやってキッチンを使っているのか、また、共有で使っていいもの買い揃えなければならない物もまだ分からない。

そういったことは実際住んで使っている人と話してみなくては分かりませんよね。

 

だからとりあえず、必要な飲み物とか簡単に食べれるもの、そして次の日の朝食を買って一度帰宅。

 

帰宅後、ちょっとどきどきしながら隣人の各部屋をノックしてまわった。

早く誰かと会ってみたかったのと、とにかく話がしたかった。

午後3時半過ぎ。その時はまだ誰も帰宅していなかったので、また夜改めることにしました。

 

まだ暗くなるまで時間があったので、大学を見に行くことにしました。

大学は街の頂上に位置していて、ほとんどの道が大学まで繋がっています。いい道を選ぶとそんなに急な道を登らなくてすむが、下手をすると(近道を選ぶと)激しい傾斜道を歩くことになるので、自分に合った道を見つけるまでにこのあと3日間程、街を歩き回りました。笑

 

コインブラはいたるところで紀元前からの遺跡などがみれて、それが住民たちの生活に自然に存在しているんだなと思いました。凄く素敵。個人的にローマが大好き(フォロ・ロマーノとか最高!!)なのですが、それ以上に遺跡などが密接に感じられました。

 

 

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頂上に到着して、法学部からの街の眺めは息を呑むものだった。夕刻が近づき少し明るみを帯びたモンデゴ川の綺麗さは、言葉では表現できません。ここで一ヶ月生活できることに感謝して、できるだけ沢山のことを知り・吸収してから帰国しよう。その時そう強く想ったことは今でも忘れません。

 

そのあと2時間くらい大学周辺と街中を散策してから帰宅。今度こそ、誰かしらお部屋にいるかなと思い再び隣の部屋をノックした。

 

すると、"Sim…?"といいながら近づいてくる足音。

 

 

どんな子かな、ノックしたけど何から話すか考えてなかったやとか、どきどきわくわくしてると、ドアが開いて….

アパートの種類について

アパートメントと一言で言っても、実は色々なタイプがあります。

もちろん日本でいうマンションとはまたちょっと違うので、今日はその話をしたいと思います。

 

 

まず日本でいうマンションのように完璧に一人一人の空間が分かれていて、階段やマンションの入り口だけ共通の場というタイプの家を選ぶ人は少ないです。

私の友人でそのタイプの家に住んでいる子達は、ほとんどがアジア人で、しかも部屋が物凄く狭い。

 

またポルトガル人の友達の家を沢山拝見させてもらったのですが、家族で住むようのマンションは基本的に広く、

玄関・リビング・キッチン・寝室2〜3部屋・お手洗い2つ・バスルーム2つといったお家が多かったです。

(日本でいうところのオクションのよう)

 

 

次は寝室だけ個々に鍵があり、それ以外のスペースが共同というもの。

なのでキッチン・シャワー・トイレが共有スペース。

 

同じタイプでもアパートによって、光熱費が家賃に含まれていたり、そうでなかったりします。

また大家さんによってですが、週に一回ハウスキーパーを頼んで、共有スペースを綺麗にしてもらったり、個々のお部屋も掃除してもらったりと条件は様々です。

 

私が部屋を選んだ時気にしていたところは、

個人シャワーがあるかどうかでした。

そこだけは、最初はやはりこだわりがあり、自室もしくは自分専用のシャワーがある物件で探しました。

 

そして見つけた物件が、駅近・スーパーまで3分・大学まで10分以内!!と三拍子揃ったところだったので直ぐに連絡しました^^

このアパートメントはちょっと他のところと違っていて、1フロア全てがホテルとして機能をしていて、別フロアが学生限定のアパートメント。

その学生限定フロアも、個人シャワーがある・ないで二つに分かれていていました。

私は運良く、ちょうど卒業して自国に帰る子がいたため、入れ違いでお部屋を借りることができました。

 

また、行く前は気にしていなかったのですが、住んでみてから色々な友達の家の話を聞いたところ、水・電気の種類についても事前に確認しておいたほうが良いとのこと。

というのも、まだヨーロッパの多くのお家ではお湯を沸かすのにガスボンベを使用しています。

だから、もしシャワーを浴びている際に誰かがキッチンでお湯を使い出したら、いきなりシャワーは水になってしまうということ。

 

このことが分かったのは、ある日友達の家に泊まりに行った時、シャワーを浴びている最中にいきなり水しかでなくなった。ちょうど真冬で、日本では味わったことないような凍てつく寒さを感じる日でした。

-3℃。でもよくイタリアとかのホテルでいきなり沢山水使うとお湯出無くなったりするから、それなのかなって思い10分くらい待ちました。泡あわのまま。

再度お湯がでるか試してみても水、いや、むしろさっきより冷たくなってる!!もう寒さで死ぬんじゃないのって思い、大声で友達を呼びました。

 

”多分シャワー壊れたよ!!お湯使えないもん!!” 

 

そうすると、けろっとして

 

”あ、それ私のせいだわ。寒いから食器洗うのにお湯つかっちゃった”

 

って。笑 怒るとかはなかったけど、心臓あたりが痛かったのははっきり覚えてる。あれはいい経験だったかな^^

 

だから、友達が私の家に来て、いつも羨ましがっていたのはそういうことだったのかと、やっとその時分かりました。

私のアパートメントは半分がホテルだったので、電気の使いすぎでブレーカーが上がっちゃったり、誰かと同じタイミングでシャワーを浴びれないといった問題はなかったんです。もちろんお湯も電気で沸かすタイプだったので。

 

友達の話によると、各々の部屋でストーブを使ってしまうと、すぐブレーカーが上がってしまう。そうするとWIFIももちろん使えないし、シャワーもガスボンベを使用するけどON/OFFの切り替えは電気でっていうタイプが多いのでお湯が使えなくなる。

その生活に慣れてくると、"あぁ、またか。誰かがブレーカー下げに行くまで待とう"って待機するようになるんですって。 慣れって凄いですよね^^;笑

アパートまでの道のり

オリエント駅でチケットを買うのは簡単だった。

というのも到着したのが夜8時過ぎで、もうコインブラ行きの電車が一本しかなかったので。

 

一応鈍行列車ではなく新幹線(というほど早くもないんだけど)だったので決まった車両・座席につかなければならない。

でもホームではどの位置にどの車両が停車するのか確認できない。笑

そう考えると日本って標識天国だな〜ってふと思ったのを覚えています。

 

とりあえずその時は、近くにいたお姉さんに聞いて、ホームの前の方だってことだけ分かり、その辺りで待機。

 

"早く乗らないと置いてかれちゃうからね、待ってくれないから頑張ってね"

という助言を貰い、ちょっとドキドキしてると電車がホームへ。

 

さっきまで周りにほとんど人がいなかったのに、気づくと周りには沢山の人達が。

 

電車は日本と違って、電車の昇降口に3段ほどの階段がある。

早く早くと押されるように、乗り口へ。

そしていざ乗り込むぞって時にスーツケースのタイヤが階段に引っかかり、動けなくなり(これは本当にちょっと冷や汗かいた。笑)、そしたら周りのおじさん達が

 

「おじょうちゃん、ちょっと貸して!!」

 

と三人がかりで助けてくれました。

私の後ろにいた人たちの荷物もおじさん達がせっせと電車に積んだところでちょうどドアが閉まりました。間一髪!! 

 

駅に列車が停まっている時間が短い!!!

 

お礼を言い、実は初めてこの電車に乗ったと伝えると、親切にスーツケースの置き場を教えてくれたり、私の座席まで連れて行ってくれました。

 

その後は、安心したのかいつの間にか眠ってしまいました。

 

 

次に起きた時には、到着時間を過ぎていたので、やばい!寝過ごした!!と再び冷や汗。

隣の席のお姉さんに、私コインブラに行くんだけど寝過ぎちゃったみたいで(ここら辺ちょっと半泣き)もうコインブラ通り過ぎちゃいましたか?と尋ねると、

 

"大丈夫よ。ちょうど次の駅。もうそろそろ到着するから降りる支度をした方がいいわよ^^"

 

さらに、この電車はコインブラB駅しか停まらないから、目的地のコインブラA駅に行くには乗り換えが必要だっていうことも教えてくれました。

一応そのことはネットで調べていて知っていたのですが、いざB駅に着くと、周りがもう既に暗くなっていたのもあり、なにもないところにポンっと降りてしまったといった印象でした。

 

正直電車を乗り換えずにB駅からタクシー使っても良かったんだけど、私の選んだアパートメントがA駅の直ぐ近くだったので、やっぱり電車で行くことに。

掲示板を探してると、また今度は違うお兄さんが、

 

"もしかしてコインブラA駅に行くの?"

 

と話しかけてくれた。その人は大学院生で聞くと歳も同じ。

ちょうど彼もA駅に行くということだったので、乗り換え、そしてアパートの近くまで荷物を運んでくれました。

 

この時点で日付が変わり、時間は2時過ぎ。

前もって大家さんにはメールで到着が真夜中になること、そのため鍵の受け取りはどうしたらいいかなど色々話はしていました。

でも大家さん達に会うまでは、やはりちゃんと待っててくれるかなとか、いい人たちだといいなとか、もう色々なこと考えてました。

そしてチャイムを鳴らし、しばらくすると奥さんが扉を開けてくれました。

 

とりあえず笑顔で挨拶。

 

 "Olá, Bom dia!!"

 

(この時これしか知らなかった^^;そして後々この話は大家さん達の鉄板の笑い話となる)

奥さんは英語が喋れないので旦那さんが出てきて、一通りの説明を受け、荷物を部屋まで運んでもらい、また明日話をしようということで部屋に入りました。

 

初日から何人の親切な人たちに助けられたんだろうって考えながら、

唐突な考えだったけど、本当にこの国を選んで良かったなって思いました。

感謝でいっぱいの1日目。